デアゴスティーニでコロンボ全国展開!

アゴコロンボDVDつきは、2007年夏に、まず仙台で先行販売されていたのだそうです。売れるかどうかを地方都市で試行する、デアゴのいつもの販売戦略ですわ。

仙台のひとが、「えっ、コロンボのアレって全国版じゃないの?!普通にテレビコマーシャルやってるから、てっきり全国版かと思った」ですって。ですって!なんてうらやましい!

あたしゃ旧シリーズのDVD-BOX買い逃したから*1、デアゴの全45話は絶対ほしいのに、仙台で売れなかったら全国展開もないのよ、仙台の人、買ってよ頼むわよ!と全力で祈っていたのです。

その願いがかなって、10月9日、全国の本屋さんで発売開始!あたしんちからいちばん近い本屋さんに疾走しました。あたし、発売日に忙しくて本屋さんに行けなくて、数日経ってようやく行けたんですよ。

「うちなんてド田舎だから、近所の本屋さんで、もしも売り切れだったらどうしよう。ぐすん。殺人処方箋の第1巻、買い逃したら、どうしよう。」と泣きながら(泣くことはない)行ったらば、

そんな心配、無用でした。

本屋さんのレジ前に、黒い黒いデアゴスティーニ刑事コロンボは、あたしの背丈ほどの高さに、積み上げてありました。

逆に心配になりました。こんなにたくさん入荷して、こんなド田舎でこれぜんぶ売れるのかと。

見渡すかぎり田園風景、山岳地帯、タヌキやハクビシンやキジがうちの前の土手を歩いているよぉな、こんな超ド田舎の、各家庭に一冊ずつ、殺人処方箋!一家に一冊、フレミング先生!

デアゴスティーニ『隔週刊 刑事コロンボDVDコレクション』

http://www.de-club.net/kcd/

デアゴスティーニコロンボの、マガジンの内容が、予想外にグー!資料性が高く、おもしろく、公式写真がいっぱいだもの!こんな盛りだくさんな内容で、45話「策謀の結末」まで読めるなんて、夢のようだわ。コロンボの小説は、アマゾンで買って読みあさってるけれど、画像がふんだんな資料本は稀少だもの。デアゴコロンボは、DVD-BOXを買えなかったあたしには、まさに福音書です。

【マガジンの内容をさらっとご紹介】

  • 殺人処方箋の登場人物の写真、俳優さんに、声優さん名も付記し説明

ムック本『刑事コロンボ完全捜査記録』(宝島社)ほど詳しくはないけど、カラー写真付が魅力。

第1巻が、生まれた時のお話しなので、この先、少年時代、青年時代…と続くらしい。楽しみ。

  • NHK本放送時のエピソード

殺人処方箋が、いきなり大晦日に放送されたことは有名だけど、その日の新聞のラテ欄を載せている。これはナイス趣向。

  • 吹替え版を重視した記事

小池朝雄さんはもちろん、フレミング先生役の若山弦蔵さんと瑳川哲朗さんも、写真つきで紹介。
などなど…

テレビコマーシャルも、興奮しましたよねえ!小池朝雄さんの声がとどろきわたるテレビって「テレビ」って感じがするわ。ヒャーッ、かっこいい!

小「あんたしか、いないんだ!!」

*1:刑事コロンボ旧シリーズ全45話入りDVD-BOXは、安価で評判のよい商品でしたが(過去形)、いまや定価での購入は不可能になっています。