デアゴスティーニは定期購読にしました

デアゴスティーニ♪あんたしか、いないんだ!

アゴコロンボ、DVDつき、全45巻。途中までは、本屋さんで買っていましたが、どうせ絶対、全巻そろえたいんじゃんと思い、公式サイト経由で、定期購読にしちゃいました。
専用ファイルも、3つ買い込みました。1つあたり15冊とじだからね。ファイルの閉じ方、工作オンチのあたしは、最初こそ手間取りましたが、慣れたらスムースに。メール便で届く毎号の、マガジンの楽しみなこと!

特に巻末に連載されている、ピーター・フォークの生い立ち話しが、貴重ですわ。船員でコックだったんだね、彼って。「二つの顔」んときの料理番組シーンや、「構造の死角」のチーズオムレツんとき、作るの上手なわけだ。

外国映画の吹替えは、日本の誇るべき文化だ

アゴのすばらしい点は、なんといっても、吹替え重視の編集方針ですよ。

毎号にある、名セリフ英和対訳コォナァ。英語と、字幕版日本語と、吹替え版日本語の、三つを並べて解説してくれるんだもの。コロンボの翻訳チームが、当時の日本人テレビ屋たちが、いかに吹替えに心血をそそいだか。外国映画の吹替えとは、「日本の文化」であることを、あたしたちは誇りに思う。誇るべきです。そう教えてくれる本なんです。

マイフェイバリットエピソード、「死の方程式」の8号では、ななななんと、野沢那智さんにインタビューですよ旦那ぁ!いまこの本のために、いまのあたしたちファンのために、野沢那智さんが、熱く、語ってくださって。吹替えとはなんであるかと。吹替えは、かくあるべしと。

近年、外国映画の吹替えに、「ただ芸能ニュース作りのためだけに」「客よせパンダ役で」声優ド素人の、タレントを採用するケースが増えています。動物のパンダなら見に行きたいがな、トーシローの棒読み吹替えでクチパク「させられる」海外の名優なんざ、見たくねえ。外国作品への冒涜だろうがよ。そんなふざけたキャスティングをしている製作者に、ぜひ読んでいただきたい、このインタンビュー。野沢那智さんのプライドを。なんのために、吹替えを作るのかを。

それをいい作品にするためだからだよ!意気込みがちがうんだよ、「ザ・シンプソンズ」タレント吹替え版とはよ。

参考:映画版「ザ・シンプソンズ」声優変更を考える会のBLOG
http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/